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L型ザクの【聲天泰盛】

アニメや映画が大好きなオタクです! 声劇や朗読に使える素人用台本を投稿しております 質素な見た目でも内容は繊細に、そんな台本をご覧ください since-2016.03.11

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 台本【セミ・フルキャスト】その③

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 台本【セミ・フルキャスト】その③

23:13北上、「来ました!目標の光の柱を確認!えっと…数が何度か増えてます!」
青葉、「目標コアブロックは、捕捉不能、おそらく、擬装コクーン内に潜伏中と思われます!」
リツコ、「まずいわね、このままだと、飽和攻撃を浴びるわ①」
北上、「①接触まで、あと600秒」
リツコ、「葛城艦長、艦隊の、即時散開を提案します、乗員の定数及び練度不足、おまけに本艦は、艤装途中の未完成、とどめに、攻撃目標たるコアブロックも捕捉できない、つまり、現状での勝算は0です、ここはいつも通り撤退を、成す術が無いのよ、葛城艦長!」
ミサト、「だからこそ、現状を変えて後顧の憂いを断つ、副長、飛ぶわよ」
リツコ、「飛ぶ…?まさか、主機を使う気!?」
ミサト、「全艦、発進準備!主機、点火準備!」
みんな、「えぇー!!?」
リツ、「いきなり本艦での実戦は無茶よ、葛城艦長」
ヒデキ、「同意します!試運転もなしに、危険すぎます!」
スミレ、「重力制御、未経験です、自信ありません」
北上、「勝てない戦はなしがいいな、私まだ死にたくないです」
コウジ、「死ぬときゃ死ぬ、そんだけだ、若いもんが細かくいうな」
北上、「ええー!年寄りなら慎重に行くもんでしょ!?」
コウジ、「けっ」
ミサト、「無茶は承知、本艦を囮に目標を引きずり出します、神殺しの力、見極めるだけよ」
リツコ、「しかし、肝心の点火システムは未設置なのよ、まさか、エヴァを使う気?」
ミサト、「マリ!」
マリ、『8号機、まだ無理!』
ミサト、「アスカ!」
シンジ、「…アスカ?」
アスカ、「もうやってる、要は点火器をぶち込めゃいいんでしょ?」
ミサト、「頼むわ」
リツコ、「しかし、主機周辺は結界密度の問題で…それに、換装作業中でしょ?」
アスカ、「ま、目的優先、人命厳守は大佐のモットーだしね、気にせず出るわよ!エヴァ改弐号機、起動!」
女、「改弐号機、発進」
女、「了解、エヴァ改弐号機、発進準備、続いて水中モーター及び、レフトコンテナ1番を投下」
アスカ、「ったく、せっかくのニュースタイルだっちゅうのになんとも地味な出陣ね」
シンジ、「はっ!…やっぱりエヴァ2号機!よかった…無事だったんだアスカ…ミサトさん、僕は!?」
ミサト、「全艦、第一種戦闘配置!」
男、「全艦、第一種戦闘配置、繰り返す、全艦、第一種戦闘配置」
リツコ、「戦闘指揮系統を移行、主要員は戦闘艦橋へ」
ミサト、「重力バラスト、準備」
スミレ、「了解、全ベントをチェック」
ミサト、「艦の主制御をアンカリングプラグへ集中」
コウジ、「了解、ディセンド準備、インジェクター確認、カウント入ります」
女、「ヒルムシュタムタワー、移動準備」
シンジ、「ミサトさん!初号機、ここにあるんでしょ!?僕も乗ります、アスカを手伝います!」
北上、「チッ」
さくら、「(耐えるような息)」
シンジ、「僕は乗らなくていいんですか!?ミサトさん!!」
女、「プラグ内、点火用意、エントリーを①準備」
リツコ、「①そうよ、あなたがエヴァに乗る必要はありません」
女、「ヒルムシュタムタワー分離、移動開始」
女、「現在、指揮系統を戦闘艦橋へ移行中、①繰り返す、現在、指揮系統を戦闘艦橋へ移行中、ヒルムシュタムタワー戦闘艦橋へ移動中、繰り返す、ヒルムシュタムタワー戦闘艦橋へ移動中」
シンジ、「①…必要ないって…あの、じゃあ僕は何をすればいいんですか…ミサトさん」
ミサト、「碇シンジ君、…あなたはもう、何もしないで」
シンジ、「(ため息)」
男、「LCLガス充満、電荷密度クリア」
リツコ、「エントリースタート」
女、「LCL、電荷状態は正常、各演算総合システムをスタート」
ミサト、「状況は?」
北上、「総員、点呼完了、移乗①を確認」
女、「主機コンタクトに問題なし、第一次リストをクリア」
ヒデキ、「全隔壁の封鎖を確認、耐圧チェックを終了」
女、「補機、出力上昇中」
コウジ、「主機システム点火用動力を注入中、臨界まであと5%」
スミレ、「ジャイロコンパス始動、スタビライザー問題なし」
女、「視覚化情報処理を開始、主モニター、点灯します」
日向、「目標、依然として接近中、包囲陣形を取りつつあり」
青葉、「改弐号機、推進機を廃棄、左腕を換装中」
アスカ、「あーらよっと…よっ、ほっ…さてと、やるか!……ATフィールド、展開」
青葉、「光の柱に変化!」
北上、「みるみるエネルギーが増大してます!」
日向、「全体が移動を開始」
青葉、「味方巡洋艦、蒸発!」
リツコ、「飽和攻撃よ!本艦に取り付かれたら、万事休すね!」
北上、「接触まで、あと360秒」
アスカ、「せーのっ!!」
青葉、「改弐号機、作業を開始」
男、「注入圧力、300%」
コウジ、「構わん!フライホイールへ全てのエネルギーを回せ!最優先だ!!」
ヒデキ、「第七コンバータ群、爆発!」
コウジ、「ダウンしたラインに構うな!強制注入を続けろ!圧力計はすべて無視だ!!」
ヒデキ、「フライホイール圧着板、ロック解除、回転開始!」
男、「主機、エネルギーポンプ、運転開始」
ヒデキ、「補機回転、出力80%へ!」
コウジ、「触媒を強制投入!」
アスカ、「うっ…!!……後はっ」
北上、「あと、35秒!!」
女、「回転数上昇中!①10000…12000②」
青葉、「①改弐号機、点火位置」
ヒデキ、「②来ました!フライホイール充填102%!!臨界突破!!」
コウジ、「始動、最終段階です!!」
ミサト、「了解、操艦系を切り替え」
スミレ、「了解、時空間制御を開始、立体式操舵に移行します」
ミサト、「点火と同時に、ATフィールドを展開」
ヒデキ、「回転数36000、オールグリーン」
コウジ、「コンタクト!いけます!!」
ミサト、「カウント省略!メイン接続!」
コウジ、「接続ぅ!!」
ミサト、「点火!!①」
アスカ、「①でぇぇぇぇぇい!!!」
北上、「障害物、クリア!」
リツコ、「①各部確認、僚艦は全て退避」
スミレ、「①重力場、指定位置」
ミサト、「いくわよ、ヴンダー、発進!!」
みんな、「うわぁぁぁぁ!!」
ヒデキ、「主翼を貫通、損害不明!!」
ミサト、「構うな!殲滅戦用意!艦を倒立、ゴースターン!」
スミレ、「ゴースターン、ヨーソロー!!」
ミサト、「このままコアブロックを、擬装コクーンから引きずり出す!」
ヒデキ、「主翼ビームに亀裂発生!」
ミサト、「舵そのまま、主機、全力運転!」
コウジ、「両舷いっぱい!!」
スミレ、「最大戦速!!」
北上、「出た!コアブロックです!」
ミサト、「今だ!!取り舵いっぱい!振り回せ!!」
スミレ、「了解!」
ミサト、「スラスター全開!!急静動!!」
青葉、「目標、沈黙!」
ミサト、「主砲、発射準備、エネルギー貫通弾を装填、全砲塔に指揮を直結、給弾用回路開け」
コウジ、「了解!回路開きます」
北上、「促敵誤差、ギリギリまで修正中!」
女、「射撃板、連動①します」
日向、「①各砲、直接照準及び、手動追尾はいけます!」
ミサト、「ならば結構、撃てぇぇい!!」
青葉、「目標殲滅!」
ミサト、「全艦、第二種警戒態勢、改弐号機の回収用意、主翼の応急処置を急いで」
ヒデキ、「すっごい…」
北上、「ほんとに勝っちゃった…」
コウジ、「まったく無茶をする…ふっ、加持の話より、面白い艦長だ」
リツコ、「これが神殺しの力、ヴンダー…まさに希望の船ね」
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